間質性膀胱炎
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一般的に膀胱炎というと、尿道から細菌が侵入して、膀胱の中で繁殖し、粘膜に炎症を起こす病気として知られています。
しかし、間質性膀胱炎の主原因は、細菌ではありません。
尿検査をしても細菌が見つからないことなどから、細菌でないことは判明していますが、原因ははっきりわかっていません。
現在のところ、�@膀胱の粘膜の弱さ、�A膀胱にある神経末端の異常、�B粘膜の下にある問質で起こるアレルギー反応、などが相互に関係し合って起こると考えられています。
おもな症状は、初期は年に数回膀胱炎になり、それがなおりにくいという程度ですが、進行すると1日に20回〜30回以上もトイレに行ったり、尿意切迫感があり、尿が少しでもたまると膀胱や下腹部に激しい痛みや不快感を覚えるようになります。
さらに、尿がたまるにつれて痛みが増し、排尿時や排尿後にも不快感が続きます。外陰部や尿道のあたりだけ痛むという人もいます。
間質性膀胱炎の患者さんは、正常な人より膀胱粘膜が弱いので、わずかな細菌感染でも膀胱炎症状が出現します。
こういうときは、検査では所見が出ないことが多く、気のせいと言われたりします。
治療は、前述の�@に対しては漢方薬や膀胱注入薬、�Aには坑うつ薬や坑不安薬、�Bには坑アレルギー薬を使用します。
しかし、初期の軽症のうちは規則正しい生活を心がけて、体に無理をかけないことが大切です。
ストレスや過労、過激なダイエットを避け、刺激物、アルコール、カフェイン、タバコは控え、塩分・糖分を控えめにした食事にしましょう。
また、気温が急激に変化する時期は痛みが悪化します。保温にはとくに気をつけましょう。
さらに、骨盤部の血流をよくするために、定期的に散歩するようにし、他の場所へ痛みが波及するのを防ぐために、よい姿勢で生活しましょう。
そのほか、セックスをした後1日〜1日半ほどの間痛みが増したり、刺激物やアルコール、カフェインの入った飲み物や食べ物によって症状が悪化することもあります。
酢の物や柑橘系の果物など、痛みの誘因となる食べ物もあるので、注意が必要です。
生活を改善したり、病院で炎症を抑える薬や痛み止めを処方してもらっても症状に変わりがない場合は手術になります。
これは、全身麻酔のもと、生理的食塩水で膀胱をいっぱいに広げる手術です。
これによって膀胱粘膜に点状出血が出現すると確定診断にもなり、さらに2割の人はこの治療で完治することがわかっています。
この食べ物は避けよう
間質性膀胱炎は、細菌性の膀胱炎と違って、原因がよくわかっていません。
ただ、ある種の食べ物や飲み物が痛みを引き起こすことがわかってきており、症状を緩和するためには、食事療法も有効です。
とはいえ、すべての患者さんに共通するというわけではなく、良し悪しには個人差があります。
自分で試してみて、実際どうなのかをみてみましょう。
その結果で、自分なりの「避けたほうがいい食べ物リスト」を整理してみることも大切です。
保存品や加工品、熟成品はなるべく控え、なるべく新鮮な素材を調理して食べるようにしましょう
飲み物にも要注意です。
コーヒー、コーラなどのカフェイン含有飲料、アルコールはいけません。
ジュース類も、みかん、オレンジ、トマトなど酸っぱいものは控えましょう。
間質性膀胱炎では基本的に、酸っぱいもの(飲み物に限らず食べ物も)は避けたほうがいいようです。
ですから、調味料も、酢はいけません。
刺激物も避けたほうがいいので、香辛料を使う料理は控えましょう。
しかし、避けたほうがいいという食べ物がけっこうあるうえに、人それぞれ避けたほうがいい食品は違うので、間違って口にしてしまうことは十分予想できます。
しかし、心配しなくても大丈夫。
避けたほうがいい食べ物をとってしまっても、症状を悪化させない緊急対策があるといいます。

まずは、重曹を飲むこと。
避けたほうがいいとされる食べ物の多くは尿を酸性にする食品です。
重曹には酸を中和する働きがあるので、食べてしまった後、重曹を飲んで中和させようというわけです。
水と一緒に小さじ4分の1弱(約1g弱)の重曹を1日3回飲むと症状の悪化を防ぐことができます。
ただ、個人差があるので、だれでも効果があるとは言い切れません。
一番いいのは、水を飲むことでずとるようにしましょう。
頻尿や、膀胱にたまると痛いことを心配して水分を控える患者さんが多いのですが、むしろ水分の摂取が少ないと症状を悪化させることがあります。
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