性器脱
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会陰部に違和感があり、さわると膣からピンポン玉のようなものが飛び出しているような気がするという場合、性器脱の可能性があります。
骨盤内の定位置より子宮や膀胱、直腸が下がり、膣の入日から子宮や膀胱、直腸の一部が外に出てきている状態を性器脱と呼んでいます。
一般的には、正常な位置より下がってはいるけれど、ふだんは出ておらず、トイレでしゃがんだときや、おなかに力を入れたときなどに出てくるような場合を子宮下垂といい、この状態が進んで、とくにいきんだりしなくても臆から出ているようになったものを子宮脱ともいいます。
子宮脱になると、子宮が下にまっすぐ下がってくる弾力のある塊のように感じられます。また、膣もめくれかえるようにして出てきます。
膀胱の一部が膣から出てくる状態を膀胱脱といいます。膣の前の粘膜をかぶって出てくるため、柔らかいピンポン玉のようなものが前のほうに飛び出している感じがします。
この飛び出しているものを膀胱癌と呼んでいます。
直腸あるいは小腸も膣から出てくることがあります。
直腸が膣の後ろの壁をかぶって下がってくるため、肛門から膣のほうに指を入れると、柔らかくふくらんでいるのがわかります。これを直腸癌といいます。
子宮脱、膀胱癌、直腸癌とも排尿にトラブルをもたらします。
頻尿や尿もれを引き起こしたり、排尿しづらくなることもあります。
性器脱の治療
性器脱は、尿失禁と同様に、出産や閉経による女性ホルモンの減少、便秘や肥満、加齢により、骨盤底筋がゆるんでくることが原因です。
子宮や膀胱、直腸などを支えていた骨盤底の靭帯や筋肉の力が落ち、これらが下がってきてしまうのです。一般に、閉経後の50代半ばくらいから徐々に増えてきます。
症状が軽いうちは、骨盤底トレーニングで進行を食い止めることもできるかもしれませんが、子宮が外に出てしまった場合は手術になります。
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