排尿の仕組み
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簡単に排尿の仕組みについて説明しておきましょう。
全身から集められた水分をもとに腎臓で作られた尿は、尿管を通って膀胱にためられ、尿道を通って体の外に排泄されます。
膀胱に、250〜300mlの尿がたまると、膀胱の壁が押し広げられ、その刺激が脳に伝わって、「尿がしたい」という尿意が起こります。
ちなみに、個人差はあるものの、膀胱は400〜700mlしかし、まだこの段階では、尿道は閉まっています。
トイレに入り、もう出してもいいという状態になると、大脳からの指令が、これまでの 「がまんして」というものから「出しても大丈夫」というものにかわり、めでたく望排尿となるのです。
このとき、尿を出したり、止めたり、水道のバルブのような働きをしているのが外尿道括約筋です。
尿を出すときは外尿道括約筋がゆるみ、尿を止めているときはしまっています。
排尿の最初の段階では、外尿道括約筋を自分の意思でが流れ込むと自律神経が働いて、さらに尿道が開き、次に膀胱が収縮して排尿が完了します。
私たちは、1日平均約1000〜2000mlの尿を放出しています。
これらをふつうは3〜8回くらいトイレで排出しています。
しかし、構造上の理由から、女性のほうが頻尿や尿もれに傾きがちです。
尿道は、男性では20〜25cm程度ありますが、女性では4〜5cmとかなり短くなります。男性は尿道がL字型に曲がっていますが、女性はまっすぐです。
つまり女性のほうが男性より尿道抵抗が低いため、圧力(腹圧)がかかると尿がもれやすいのです。
もちろん、尿道が短く膀胱へ細菌が侵入しやすいぶん、女性のほうが膀胱炎などにかかりやすくなります。
また、膀胱や尿道を支えている筋肉や靭帯が女性のほうが弱く、さらに妊娠・出産により傷つきやすく、このことも男性よりも女性に頻尿や尿もれが多い一因です。
尿道括約筋や骨盤底など、筋肉や靭帯が弱ってゆるんでくると、膀胱や尿道の位置がずれたり、下がってきて頻尿や尿もれに結びついてしまうのです。
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